ビッケモブとギュットクルームを比較!子ども乗せ電動自転車の選び方

ビッケモブとギュットクルームを比較!子ども乗せ電動自転車の選び方 電動自転車

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子ども乗せ電動自転車を選ぶとき、必ず候補にあがるのが ブリヂストンの「ビッケモブ」パナソニックの「ギュット・クルーム」 です。どちらも人気モデルで、通園や買い物など子育て世帯に大活躍する一台ですが、実際にどう違うのか迷う方も多いのではないでしょうか。

本記事では、サイズ・デザイン、バッテリー容量、チャイルドシートの安全性、価格やコスパといった観点から両モデルを徹底比較します。さらに「双子や年子ママ向け」「通園・通勤に便利なのはどっち?」といった実際の生活シーンを想定した選び方も紹介します。

 

記事のポイント
  • ビッケモブとギュット・クルームの基本的な違い(メーカー・デザイン・サイズ感)を整理

  • バッテリー容量や走行距離、坂道性能など走行面の比較で選び方が変わる

  • チャイルドシートの安全性や乗せ降ろしのしやすさを徹底チェック

  • 双子・通園・通勤など利用シーン別に最適な一台を提案

 

 

ビッケモブとギュットクルームを比較すると何が違う?

ビッケモブとギュットクルームを比較すると何が違う?

子ども乗せ電動自転車を検討する時、多くの家庭で候補にあがるのが ブリヂストンのビッケモブ(bikke mob dd)パナソニックのギュット・クルーム(Gyutto・CROOM) です。

どちらも幼児2人同乗(3人乗り)に対応し、通園・買い物・送り迎えに便利なモデルですが、それぞれのメーカーが重視するポイントには大きな違いがあります。

ビッケモブは「安定感のある走行性能」、ギュット・クルームは「子どもの安全性と快適性」といったように、同じ子ども乗せ電動自転車でも特徴が分かれているのです。

ここからは、実際に購入を検討している方が気になる サイズ・デザイン、バッテリー性能、チャイルドシート、安全性、価格、坂道性能 などの観点から、徹底的に比較していきましょう。

 

 

サイズ・デザインの違いは?

まず大きな違いとして目につくのが、フレーム設計とデザインです。

ビッケモブ(ブリヂストン) は、シンプルで落ち着いたデザインが特徴。カラー展開も豊富で、ブラックやグレーなどパパでも使いやすいカラーが揃っているのが魅力です。フレームは低床設計で、子どもを抱っこしながらでもまたぎやすく、安定感があります。全長もやや長めで、走行中の直進安定性が高いと評価されています。

一方、ギュット・クルーム(パナソニック) は、ママ目線のデザインが多く、ベージュやホワイトなど柔らかいカラーが中心。チャイルドシートが標準装備されているモデルが多いため、全体的に「子育てファミリー向けの一体感あるデザイン」となっています。フレームはコンパクト寄りで小回りが効くため、狭い駐輪場や街中でも扱いやすい点が魅力です。

👉 まとめると、安定感重視ならビッケモブ、コンパクトさと可愛らしい雰囲気重視ならギュット・クルーム という住み分けができます。

 

 

バッテリー容量と走行距離を比較

電動自転車を選ぶ上で欠かせないのがバッテリー性能です。

  • ビッケモブ(bikke mob dd):14.3Ah搭載。走行距離はエコモードで最大約80km、強モードで約45km。

  • ギュット・クルーム DX:16Ah搭載。走行距離はエコモードで最大約80km、強モードで約50km。

容量としてはギュット・クルームのほうがやや大きく、同じ条件なら走行距離でも少し余裕があります。ただし、ビッケモブは両輪駆動(デュアルドライブ方式) を採用しているため、坂道や発進時のアシスト感が力強く、数値以上に快適な走行が可能です。

👉 つまり、長距離を充電回数少なく走りたいならギュット・クルーム、坂道や発進に強さを求めるならビッケモブ が適しています。

 

 

チャイルドシートの安全性は?

子どもを毎日乗せる以上、最も気になるのがチャイルドシートの安全性です。

ギュット・クルーム の最大の特徴は、ベビー用品メーカー Combi(コンビ)と共同開発した「クルームシート」 を標準搭載していること。

5点式シートベルトでしっかり子どもを固定できるほか、ヘルメットとの干渉を防ぐ独自形状や、日差しを避けられるサンシェード(EXモデル)が用意されています。まさに「子どもの快適さと安全性」に特化した設計です。

ビッケモブ のチャイルドシートも背もたれが高く、しっかりとしたガードで安全性は十分確保されています。ただしベルトは3点式で、ワンタッチ調整機構などはギュットほどではありません。

👉 安全性そのものは両車とも高いですが、「快適性と利便性まで含めて考えるとギュット・クルームに一歩リード」 と言えるでしょう。

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子どもの乗せ降ろしのしやすさは?

毎日の送迎で必ず発生する「子どもの乗せ降ろし」。ここでも違いが出てきます。

ビッケモブ は低床フレーム設計で、子どもを抱えたままでもスムーズにまたげる点が魅力です。さらに、駐輪時にハンドルのふらつきを防ぐ「テモトデロックⅡ」があるため、子どもを乗せる際も車体が安定しやすいです。

ギュット・クルーム は、チャイルドシートのベルトがワンタッチで調整でき、子どもを座らせてから固定するまでの時間を短縮できます。小さな子はシートベルトを嫌がることも多いため、短時間で済むのは大きなメリットです。

👉 「車体の安定性を重視するならビッケモブ、シート固定の手間を減らすならギュット・クルーム」 という選び方ができます。

 

 

価格・コスパはどちらが有利?

両モデルの価格帯はほぼ同じで、いずれもメーカー希望小売価格は17〜19万円前後。ただし販売店によっては実売価格に差があり、ネット通販では15〜17万円程度で購入できることもあります。

  • ビッケモブ:カラーパーツやバスケットなどのカスタム性が高く、好みに合わせて長く使えるのが魅力。コスパで選ぶならこちら。

  • ギュット・クルーム:標準装備で利便性が高いため、追加カスタムをしなくても快適に使えるのが強み。初めての子乗せ電動自転車にも安心。

👉 価格面では大差ありませんが、自由にカスタマイズして楽しみたい人はビッケモブ、追加なしで完成度を求める人はギュット・クルーム がおすすめです。

 

 

坂道や長距離走行に強いのは?

最後に重要なのが「走る環境に合うかどうか」です。

ビッケモブ は両輪駆動によるパワフルな走りが魅力で、特に坂道発進や段差が多い街中で実力を発揮します。「坂道が多い地域に住んでいる」「保育園や幼稚園までに上り坂がある」という家庭には大きな安心材料です。

ギュット・クルーム は大容量バッテリーで走行距離を稼げるため、平坦な道を長距離走る家庭におすすめ。充電の頻度を減らしたい方や、週末に子どもを連れて遠出する機会が多い方にはピッタリです。

👉 結論として、坂道・パワー重視ならビッケモブ、長距離・快適性重視ならギュット・クルーム という棲み分けがはっきりしています。

 

 

ビッケモブとギュットクルーム比較で最適な一台は?

ビッケモブとギュットクルーム比較で最適な一台は?

子ども乗せ電動自転車を選ぶとき、最終的に大切なのは「どちらが家庭のライフスタイルに合うか」です。

両モデルとも国内大手メーカーが手がける人気車種なので性能面に大きな差はありませんが、細かく見ていくと強みが異なります。

ここからは「双子や年子ママ」「通園・通勤」「メンテナンス」「口コミ」といった生活に密着した観点から比較し、最適な一台を考えていきます。

 

 

双子や年子ママにおすすめなのは?

双子や年子の子どもを同時に乗せる場合、最も重要なのは 車体の安定性と積載力 です。

  • ビッケモブ(ブリヂストン)

     両輪駆動による走行の安定性が大きな魅力。特に2人の子どもを同時に乗せた際の「ふらつきにくさ」に定評があります。前後にチャイルドシートを装着しても安定感があり、大容量バスケットを付ければ荷物も十分積めます。

  • ギュット・クルーム(パナソニック)

     最大の特徴は「クルームシート」。Combiと共同開発したチャイルドシートは、ベルトがワンタッチで装着できるため、双子を同時に乗せる際でも短時間で済みます。サンシェード搭載モデルなら、強い日差しや小雨からも守れるため、子どもの快適性に優れています。

👉 双子や年子ママなら、安定感で選ぶならビッケモブ、子どもの快適性と時短で選ぶならギュット・クルーム という判断基準が役立ちます。

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ビッケモブのデメリットは?購入前に知っておきたい注意点
ビッケモブのデメリットを詳しく知りたい方へ。ビッケモブのデメリットは重量や価格、パーツ交換費用、そして駐輪場制限など日常で影響を感じやすい要素があります。本記事ではそれぞれのデメリットの理由と、実際に利用する際の対策方法や選び方を公的情報とともに詳しく解説し、購入前の不安解消に役立てます。

 

通園・通勤に便利なのは?

毎日の送り迎えや通勤で使うなら、バッテリー持ちと操作性 が重要です。

  • ビッケモブ

     14.3Ahのバッテリーを搭載。エコモードで最大約80km、強モードで約45kmの走行が可能です。両輪駆動のため坂道発進に強く、坂の多い地域や橋を渡る通園ルートでは大きな安心感があります。

  • ギュット・クルーム

     16Ahのバッテリーを搭載。エコモードで最大約80km、強モードで約50kmと、容量に余裕があります。平坦な道を長距離走る通勤・通園に向いており、充電頻度を減らせる点がメリットです。

👉 「坂道が多いルート」ならビッケモブ、「長距離を効率よく走りたい」ならギュット・クルームが便利です。

なお、国土交通省の調査でも「電動アシスト自転車の普及は共働き家庭や通園利用の増加が背景にある」と示されており、日常利用に適した選び方が重要だとされています【国土交通省:自転車活用推進計画]。

 

 

メンテナンス性や修理しやすさは?

長く乗るためには、維持管理のしやすさ も無視できません。

  • ビッケモブ(ブリヂストン)

     タイヤに強いメーカーだけあり、全国の販売網が充実。ベルトドライブを採用しているためチェーンよりもメンテナンスが少なく済み、耐久性も高いと評判です。

  • ギュット・クルーム(パナソニック)

     家電メーカーとして培ったバッテリー技術が強み。交換用バッテリーの流通も安定しており、長期間安心して使えます。修理拠点も全国に多く、電装系のトラブルにも対応しやすいです。

👉 「メンテ回数を減らしたい」ならビッケモブ、「バッテリー交換や修理体制の安心感」を重視するならギュット・クルームが適しています。

自転車協会も「電動アシスト自転車は定期的な点検整備が必要」と注意喚起しており、日常点検を習慣化することが推奨されています【自転車協会:電動アシスト自転車の基礎知識]。

 

 

利用者の口コミ・評判まとめ

実際に使っているユーザーの声を確認すると、特徴の違いがはっきりと見えてきます。

  • ビッケモブの口コミ

     「坂道でもアシストが強くて安心」

     「ハンドルロックがあるので乗せ降ろしが安定」

     「シンプルなデザインで夫婦で共有しやすい」

  • ギュット・クルームの口コミ

     「ベルトがワンタッチで本当に楽」

     「サンシェード付きで子どもが快適」

     「バッテリーが長持ちして通勤・通園に助かる」

国土交通省の調査によれば、子ども同乗時の転倒事故は「駐輪場での乗せ降ろし」が多く、保護者が子どもを抱えながら操作する場面で危険が生じやすいとされています【国土交通省:自転車の安全利用に関する調査]

この背景からも、ユーザーが「安定感」や「ベルトの楽さ」を高く評価している理由が理解できます。

 

 

【まとめ】ビッケモブとギュットクルームを比較してみた

ここまでの比較をまとめると次の通りです。

  • ビッケモブ(ブリヂストン)

     ✔ 両輪駆動で坂道や発進に強い

     ✔ 車体が安定していてふらつきにくい

     ✔ デザインがシンプルで夫婦兼用しやすい

  • ギュット・クルーム(パナソニック)

     ✔ Combi共同開発のシートで安全性が高い

     ✔ バッテリー容量16Ahで長距離利用に強い

     ✔ ベルトやシート操作が簡単で子育て世帯に優しい

👉 結論として、「坂道や安定性を求めるならビッケモブ」「安全性・快適性・長距離利用ならギュット・クルーム」 という住み分けが最適です。

家庭の利用環境や毎日の送り迎えルートに合わせて、どちらがより安心できるかを基準に選ぶことが、長く満足できる一台につながります。