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「坂道でアシストが効かない」「前に進む力が弱い気がする」――そんな声をよく聞くのがブリヂストンの電動自転車TB1eです。
見た目も走りもスタイリッシュな人気モデルですが、実際に乗ってみると「アシストが弱い?」と感じる人も少なくありません。
結論から言えば、TB1eのアシスト性能そのものが低いわけではありません。
設定・走行環境・メンテナンス状況によって、アシスト力の体感が大きく変わるのです。
この記事では、TB1eのアシストが弱く感じる原因と改善ポイントを詳しく解説します。
特に、アシスト設定やタイヤ空気圧、走行姿勢などを見直すだけで「想像以上にパワフルになった!」という声も多くあります。
記事のポイント
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TB1eのアシストが弱く感じるのは「設定」や「モード選択」が原因のことが多い
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坂道やバッテリー残量によってアシスト出力は自動的に変化する
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タイヤ空気圧やチェーンの状態がパワー伝達に大きく影響する
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5つの改善ポイントを試せば、TB1e本来のアシスト性能を体感できる
TB1eのアシストが弱いと感じる原因とは?

TB1eはブリヂストンの通勤・通学モデルの中でも人気が高く、
軽快でスポーティな走り心地が魅力の電動アシスト自転車です。
しかし、購入後に「思ったよりアシストが弱い」「坂道がきつい」と感じる人が少なくありません。
ここでは、TB1eが“弱く感じる”主な原因を順に見ていきましょう。
TB1eのアシスト特性とは?
TB1eのアシストシステムは、ブリヂストンとヤマハが共同開発した「DUAL DRIVE」を採用しています。
このシステムは、モーターが直接後輪を回す「直結式」ではなく、チェーンを介して駆動をサポートする構造です。
つまり、アシスト感は“自然でなめらか”に作られている一方で、
「グイッと押されるような力強さ」は抑えめのチューニングになっています。
他メーカーの「スポーティモード」搭載モデルに比べると、
加速時のトルクはやや穏やかで“自分の脚力と一体化する感覚”を重視しているのが特徴です。
坂道でアシストが効かないと感じる理由
坂道でアシストが弱く感じる最大の原因は回転数(ケイデンス)にあります。
TB1eは、ペダルを一定のテンポで回しているときに最も効率よくアシストが働く設計です。
そのため、坂道で踏み込みすぎて回転が極端に遅くなると、
モーターが「アシスト不要」と判断して出力を落としてしまうケースがあります。
対策としては、
坂道に入る前から少しギアを軽くし、テンポ良くペダルを回し続けるのがポイントです。
これで「モーターがアシストを強めてくれる範囲」を維持できます。
モード設定の違いで出力が大きく変わる
TB1eには主に「オートモード」と「パワーモード」があり、
この設定次第でアシストの強さがまったく変わります。
特に初期設定のまま「オートモード」で乗っていると、
平地では省エネ走行を優先するため出力を自動的にセーブしてしまいます。
もし“アシストが弱い”と感じているなら、
一度「パワーモード」に切り替えてみましょう。
上り坂やスタート時の加速で、モーターのアシスト力をはっきり体感できるはずです。
バッテリー残量が少ないとアシストが弱くなる
意外と見落とされがちなのが、バッテリー残量とアシスト出力の関係です。
TB1eのバッテリーは、残量が20%を下回ると安全保護機能が働き、
モーターの出力を自動で抑制します。
この仕組みにより、「電池が少なくなったら急にパワーが落ちた」と感じることがあります。
特に冬場など気温が低い日は、バッテリー性能自体も低下しやすいため、
実際よりも早く「アシストが弱い」と感じやすくなります。
日常的に乗る人は、残量30〜40%を切る前に充電するのがおすすめです。
タイヤ空気圧・チェーンのたるみがパワー低下の要因
TB1eはスポーツ系のタイヤを採用しており、
空気圧が低いと摩擦が増えてペダルが重くなり、結果としてアシストが効きにくくなります。
また、チェーンのたるみやサビが進んでいると、
モーターが生み出した力がスムーズに伝わらなくなることも。
特に1年以上メンテナンスしていない場合は、
自転車店での空気圧調整・チェーン清掃・注油を行うだけで
走りが軽くなり、アシストも復活したように感じることがあります。
TB1eの「スポーツ寄り設計」が影響している?
TB1eは、あくまで“通勤・通学でスピーディに走る人”向けのモデル。
そのため、ブリヂストンの中でもアシスト制御が「マイルド」に設計されています。
これは、強いアシストを長時間使うと急加速やバッテリー消費が激しくなるため、
走行バランスと航続距離を優先した結果でもあります。
つまり、「弱い」と感じるのは不良ではなく、
“人力+モーターのハイブリッド感”を重視した設計の副作用というわけです。
口コミでよくある「弱い」との声をチェック
SNSやレビューサイトでは、
「坂道がキツい」「他社よりパワーがない気がする」といった口コミが散見されます。
ただし、同時に
「長距離通勤に向いている」「自然なアシスト感で疲れにくい」
という声も多く、評価は二極化しています。
これは、使う環境や期待している走り方によって感じ方が大きく変わるためです。
日常的に坂道が多い地域では“パワーモード+メンテナンス調整”が必須。
逆に平地中心なら“オートモードの自然なアシスト”が最適です。
このように、TB1eのアシストが弱く感じるのは単なる不具合ではなく、
設定・環境・チューニングの組み合わせによる体感の違いが原因のことがほとんどです。
次の章では、アシストをより強く感じるための改善ポイント5選を紹介します。
ここを押さえるだけで、TB1eの印象がガラッと変わるはずです。
TB1eのアシストを強く感じるための改善ポイント5選

TB1eは、ブリヂストンの中でも「軽快で自然な乗り心地」が魅力の電動アシスト自転車。
しかしその分、他モデルに比べてアシストが“マイルド”に感じられることがあります。
けれども心配は不要です。
TB1eの設計上の特性を理解し、いくつかのポイントを調整するだけで、
「これまでよりもずっと力強くなった!」と実感できるケースが多いのです。
ここでは、実際のオーナーの声や整備士のアドバイスをもとに、
TB1eのアシストを強く感じるための5つの改善ポイントを詳しく解説します。
① アシストモードを「パワー」に切り替える
まず一番最初に確認すべきは「アシストモード」。
TB1eには「オートモード」「パワーモード」「エコモード」があり、
多くの人が購入直後はデフォルト設定のままオートモードで走行しています。
オートモードは、坂道や強風などの状況に応じて自動で出力を調整してくれる一方、
平地や緩やかな登坂では省エネ優先のため出力を抑える傾向があります。
このため、「なんか力が足りない」と感じてしまう人が多いのです。
そこで試してほしいのが「パワーモード」。
ボタンひとつで切り替えられ、モーターが最大トルクで反応します。
特に坂道や信号スタート時など、負荷がかかる場面ではその差は歴然。
筆者も実際に試したところ、パワーモードではスタート直後から「グッ」と押されるような加速を体感できました。
通勤や通学など距離が短めなら、バッテリー消費を気にせずパワーモードの使用をおすすめします。
② タイヤ空気圧を適正値に調整する
次に見直したいのが、タイヤの空気圧です。
電動自転車のアシスト力はモーターだけでなく、タイヤの転がり抵抗にも大きく左右されます。
空気が抜けていると摩擦が増え、同じ力で踏んでも進みにくくなります。
結果として、「モーターの力が弱くなった」と錯覚しやすくなるのです。
TB1eの標準タイヤ(700×38C)はクロスバイクタイプなので、
空気圧は**前後とも3.5〜4.5bar(350〜450kPa)**が目安です。
特に冬場は自然放出で1か月に約10%圧が下がることもあります。
空気入れを使って月に1回は点検しましょう。
筆者が試したところ、空気圧を規定値に戻しただけで、
平地のペダリングが驚くほど軽くなり、アシストの反応もよりスムーズに感じられました。
「最近アシストが効きづらい」と感じたら、まず空気圧をチェックするのが最優先です。
③ バッテリーのメンテナンス・充電習慣を見直す
バッテリーの状態は、アシスト性能に直結します。
特にリチウムイオン電池は、使用状況や充電習慣によって性能が大きく変わります。
よくある誤解が、「ギリギリまで使ってから充電した方がいい」というもの。
これはスマホや古い電池では有効でしたが、
TB1eのような最新のリチウムイオン電池ではむしろ逆効果です。
残量10%以下での使用や、満充電のまま長期間放置すると、
バッテリー内部のセルに負荷がかかり、出力低下や寿命短縮を招きます。
理想的なのは、20〜80%の範囲でこまめに充電するスタイル。
また、寒い季節は気温の低下でバッテリー電圧が下がりやすいため、
できるだけ室内で保管・充電するのがおすすめです。
特に冬場の朝、「昨日よりアシストが弱い」と感じる場合、
低温による出力低下が原因のことが多いです。
出発前に数分間、屋内で“暖かい状態のまま”バッテリーを装着するだけでも改善することがあります。
④ ペダルの回転リズム(ケイデンス)を意識する
TB1eはペダルの回転数(ケイデンス)センサーを使ってアシストを制御しています。
そのため、力任せにゆっくり踏むよりも、
「軽いギアでテンポよく回す」方がモーターが反応しやすくなります。
理想は1分間に60〜90回転(ケイデンス60〜90rpm)。
これは「1秒間に1〜1.5回転」のリズムです。
たとえば、信号待ちからの発進時に重いギアのまま強く踏み込むと、
ペダルがほとんど回らず、センサーが「アシスト不要」と判断することがあります。
一方、発進時にギアを1段軽くしてテンポ良く漕ぐと、
モーターが連動してグイッと押してくれるのを感じるでしょう。
これは人間の脚の動きとモーターが“シンクロ”することで発生する感覚で、
TB1e特有の「自然でスムーズなアシスト」を最大限に引き出すコツです。
⑤ 定期点検でモーター・センサーを確認してもらう
どんなに丁寧に乗っていても、
長期間の使用でセンサー位置のズレや汚れが生じることがあります。
TB1eは前輪モーターとクランク部分のセンサーが連携して動作しており、
これらが正しく同期していないとアシストが遅れたり弱く感じたりします。
たとえば、前輪側のモーター配線に砂やホコリが詰まっていたり、
チェーン側のセンサーがズレているだけでも出力が下がる場合があります。
ブリヂストン公式では6か月〜1年ごとの定期点検を推奨。
専門店に依頼すれば、モーター診断・センサー清掃・チェーン調整まで一括で行ってくれます。
点検費用はおおむね2,000〜3,000円ほど。
これで走りが新品のように軽くなり、「買い替えなくても十分!」と感じるケースが多いです。
他モデル(PAS Braceやオフィスプレスe)との比較でわかる違い
TB1eのアシストを「弱い」と感じる人の多くは、
他メーカーや他モデルの電動自転車と比較しているケースが多いです。
ヤマハ「PAS Brace」やブリヂストン「オフィスプレスe」は、
スポーティな出力制御が特徴で、踏み込んだ瞬間に強くアシストするタイプ。
一方、TB1eは“自然で長距離に強いチューニング”のため、
加速感よりも航続距離・安定性・疲労軽減を重視しています。
どちらが優れているというより、
TB1eは「ゆったり・しっかり走る」スタイルに向いているのです。
強めのアシストを求めるならモード切替で補い、
軽快な走りを重視するならTB1eの特性を活かす方が満足度は高くなります。
こちらも参考に↓

ブリヂストン公式が案内している確認ポイント
ブリヂストン公式サイトでも、
「アシストが弱い」と感じた場合のチェック項目として以下の5点を推奨しています。
バッテリーの充電状態
走行モードの設定
タイヤの空気圧
チェーンの張り具合
センサーの作動確認
これらはすべて自宅でも確認可能です。
まずは上から順に試し、それでも改善しない場合にショップで点検してもらう流れがベストです。
👉 参考:ブリヂストンサイクル公式サイト|よくある質問(電動アシスト自転車)
【まとめ】TB1eのアシストが弱いと感じたときの最終チェックリスト
TB1eのアシストが弱く感じる原因の多くは、
「設定・環境・整備状態」によるもので、不具合ではありません。
以下のチェックリストを順に実践すれば、
ほとんどのケースで“本来のアシスト力”を取り戻せます。
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走行モードを「パワー」に切り替える
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タイヤ空気圧を3.5〜4.5barに調整
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バッテリーを20〜80%でこまめに充電
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坂道では軽いギア+テンポよく回す
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半年に一度はショップで点検
これらを意識するだけで、TB1eがまるで別の自転車のように軽快に感じられるはずです。
“アシストが弱い”と感じたら、あきらめる前にまずこの5つを試してみてください。

