TB1eのハンドルの高さは調整できる?乗りやすくするコツを徹底解説!

TB1eのハンドル高さは調整できる?乗りやすくするコツを徹底解説! 電動自転車

※本ページはプロモーションを含みます

 

ブリヂストンの電動クロスバイク「TB1e」は、デザイン性と走行性能のバランスが取れた人気モデル。

しかし、実際に乗ってみると「ハンドルが低くて前傾姿勢がきつい」「もっと高くしたい」と感じる方も少なくありません。

TB1eはもともとスポーティな乗車姿勢を前提に設計されており、

クロスバイク特有の“やや前傾”ポジションが基本です。

ですが、構造を理解すればTB1eのハンドル高さを安全に調整することは可能

しかも、わずかな高さの違いでも肩や腰への負担が大きく変わります。

この記事では、TB1eのハンドルの高さを快適に調整するための構造的な特徴や、

実際の調整手順・おすすめポジションまで、初心者にもわかりやすく解説していきます。

 

 

記事のポイント
  1. TB1eのハンドルはステム構造によって高さ調整が可能

     → クロスバイク型ステムのため、専用工具で上下の微調整が可能です。

  2. ハンドル高さの調整で乗り心地と姿勢が劇的に変わる

     → 前傾を緩めるだけで、肩こり・腰痛対策にもつながります。

  3. 安全に調整するための上限・下限を確認することが重要

     → 無理な調整は転倒やフレーム破損の原因になるため、正しい手順を紹介します。

  4. 高さ調整が難しい場合でも、アップステムやスペーサーで対応可能

     → 簡易的なカスタムで見た目を崩さず快適性をアップできます。

 

TB1eのハンドル高さは調整できる?構造と特徴を解説

TB1eのハンドル高さは調整できる?構造と特徴を解説

ブリヂストンの電動クロスバイク「TB1e」は、通勤や通学向けに設計されたスタイリッシュなモデルです。

その特徴は、見た目のスマートさとスポーティな前傾ポジション。

しかし実際に毎日乗っていると、「もう少しハンドルを高くして楽な姿勢で乗りたい」と感じる方も多いようです。

結論から言うと、TB1eのハンドルはある程度の範囲で高さ調整が可能です。

ただし、自由に動かせるわけではなく、構造上の制約があります。

調整できるのは数センチ程度で、それ以上は部品交換が必要になるケースも。

この記事では、TB1eのハンドル構造と調整の仕組み、安全に調整するための基準を詳しく紹介します。

ブリヂストン公式でも、TB1eは「アヘッドステム構造」によってハンドル位置が固定されていることが明記されています。

出典:ブリヂストン公式 TB1e 製品情報

 

 

TB1eのハンドルはどんな構造?

TB1eのハンドルは「アヘッドステム」と呼ばれる構造で固定されています。

このタイプは、クロスバイクやロードバイクで主流の方式であり、

フォークコラムにステム(ハンドルを支えるパーツ)を直接クランプで固定する設計です。

アヘッドステムのメリットは、軽量かつ剛性が高く、走行時の安定性が優れている点。

しかし、昔ながらの「クイルステム(差し込み式)」のように、

ハンドルを上下に引き抜いて簡単に調整することはできません。

つまり、TB1eでは「ステムの角度調整」または「スペーサーの入れ替え」で高さを変える方法が現実的。

そのため、調整作業には六角レンチなどの工具が必要です。

ハンドル・ステム構造の安全基準は

一般社団法人 自転車協会(BAAマーク公式) によっても「改造や過剰な調整は転倒リスクを伴う」と明記されています。

 

 

ステムの種類と高さ調整の可否

TB1eのステムは固定式のアヘッドステムです。

そのため、ステム自体を動かすことはできませんが、

「スペーサー」と呼ばれるリング状のパーツを入れ替えることで高さを数センチ調整できます。

一般的にTB1eのコラムには5mm~10mm厚のスペーサーが複数枚装着されています。

このスペーサーを上側と下側で入れ替えることで、ハンドル位置を約10〜20mm(1〜2cm)程度上下できます。

ただし、ステムがコラム上端を超えて浮いた状態で固定してしまうと、

締め付け力が不足してハンドルがぐらつく危険性があります。

そのため、安全に調整できる範囲は最大でも15mm前後までと覚えておきましょう。

公益財団法人 日本自転車普及協会(BAJ)による整備ガイドでも、

「ステムはフォークコラムより1〜2mm下げた位置で固定すること」と推奨されています。

出典:日本自転車普及協会(BAJ)公式サイト

 

 

工具なしでできる微調整はある?

「工具を使うのは少し不安」という人でも、

ちょっとした工夫で“体感的にハンドルを高くしたような”姿勢を作ることが可能です。

✅ 手軽にできる3つの微調整方法

  1. サドルを少し下げる

     → 相対的にハンドルが高く感じられ、上体が起きて前傾が緩くなります。

  2. グリップ角度を上向きに変える

     → 手首の角度が自然になり、長時間でも疲れにくくなります。

  3. バーエンドバーを取り付ける

     → 握る位置を変えられるため、腕や背中の負担を軽減できます。

どれも簡単に試せる方法で、作業時間は5分程度。

実際に多くのTB1eユーザーが、この3つの工夫で快適性を大幅に改善しています。

バーエンドバーは1,000〜2,000円程度で購入可能。

サイクルベースあさひ公式 でも豊富に取り扱われています。

 

 

どこまで上げられる?安全な調整範囲

ハンドルを上げる際は、必ず「安全限界ライン」を意識する必要があります。

TB1eの場合、ハンドルを上げられるのはスペーサー調整で約1〜2cmまでが上限です。

これを超えると、ステム固定ボルトがコラムをしっかり噛まなくなり、

最悪の場合は走行中にハンドルがずれる恐れがあります。

電動アシスト付きのTB1eは、前輪モーターによるトルクが強く、

ハンドル固定部には通常の自転車より大きな力がかかります。

そのため、締め付けが緩んだ状態では事故の危険が増すのです。

安全に調整するコツは、

  • 上げすぎず、1cm単位の微調整で様子を見ること

  • 作業後は必ずブレーキを握って前後に揺すり、ガタつきがないか確認すること

これらの基準は一般社団法人 自転車協会(BAAマーク公式)でも「ステム固定力の確認が不十分なまま走行しないこと」と明記されています。

 

 

ハンドルを上げると走行感はどう変わる?

ハンドルを上げると、上体が起きて視界が広くなり、

自然な姿勢で走行できるようになります。

特に毎日10km以上走る通勤・通学ユーザーにとって、

この姿勢変化は肩・腰の疲労を大幅に減らす効果があります。

一方で、前傾が浅くなるとペダルへの力伝達効率はやや落ち、

スピードを出したい人にとっては物足りなく感じる場合もあります。

つまり、TB1eのハンドル高さは「快適性」と「走行性能」のバランス調整」と言えます。

おすすめは、まず1cm単位で段階的に調整して、

「姿勢が楽」「腕の突っ張りが減った」と感じる位置を探すこと。

ほんの数ミリの差でも乗り心地が劇的に変わるのが、TB1eの面白さです。

走行ポジションによる疲労軽減効果は

ブリヂストン公式 通勤E-BIKE特集ページ

でも紹介されています。

 

TB1eのハンドル高さを変える方法とおすすめ設定

TB1eのハンドル高さを変える方法とおすすめ設定

TB1eのハンドルは、スポーティで軽快な乗り味を実現するため、やや低めに設計されています。

これはクロスバイク特有の「前傾姿勢」を前提としているためで、風の抵抗を抑えて走行効率を上げる設計です。

しかし、日常的な通勤や街乗りでは、前傾がきつく「肩がこる」「手がしびれる」と感じる人も多いでしょう。

実際、ブリヂストンのユーザー調査でも「ハンドルをもう少し高くしたい」という声が多く寄せられています。

TB1eは構造上、ハンドルの高さを大きく変えることはできませんが、スペーサーやステム角度の調整で1〜2cm程度の上昇が可能です。

このわずかな変化でも、姿勢の楽さや疲れにくさは大きく違ってきます。

ここでは、正しい調整手順から安全のポイント、身長別のおすすめ位置、さらに「アップステム」などを使った拡張的なカスタムまで詳しく紹介します。

 

 

ハンドルを高くする調整手順(工具あり)

TB1eのハンドルは「アヘッドステム」構造を採用しており、調整には**六角レンチ(4〜5mm)**が必要です。

自転車整備に慣れていない方でも、手順を守れば10〜15分ほどで安全に調整が可能です。

🔧 手順

  1. トップキャップ(ステム上部)を外す

     4mm六角レンチを使用し、ステム上の小さなボルトを反時計回りに回して外します。

     このキャップが外れると、コラム(フォークの軸)が動くようになります。

  2. 側面のクランプボルトを緩める

     ステムの左右にある固定ボルトを緩めると、ハンドルが上下に動かせるようになります。

  3. スペーサーを入れ替える

     上側に入っているスペーサーを下に移動させることで、ハンドルが物理的に上昇します。

     1枚=約5mmの調整が可能で、最大3枚(約15mm)までが安全範囲です。

  4. トップキャップ→側面の順で再締め付け

     まずトップキャップでコラムの遊びをなくし、その後、側面の固定ボルトをしっかり締めます。

     (目安トルク:5〜6N・m)

  5. 固定確認

     前ブレーキを握って車体を前後に揺らし、“カチッ”という音やガタつきがなければOK。

一般社団法人 自転車協会(BAAマーク公式)

では「ステム固定ボルトの締めすぎ・緩みの両方が事故原因になる」と注意喚起されています。

 

 

高さ調整時に注意すべき安全ポイント

TB1eは前輪にモーターを内蔵した「デュアルドライブユニット」搭載モデルです。

そのため、ステムやフォーク部分には通常の自転車以上の負荷がかかります。

ハンドルの高さを変える際には、安全を損なわない範囲で行うことが絶対条件です。

  • 上げすぎは禁物:ステムがコラムより上に浮く状態は危険です。

  • 固定力を確保:クランプ面の密着が不十分だと、走行中にハンドルがズレます。

  • 締めすぎもNG:金属疲労やボルト破断の原因に。

特に電動アシスト車は前荷重が強いため、わずかなゆるみでも挙動に影響します。

不安な場合は、自転車整備士がいるショップに点検を依頼しましょう。

公益財団法人 日本自転車普及協会(BAJ)も「構造変更は専門店での確認を推奨」と明記しています。

出典:BAJ公式サイト

 

 

身長別おすすめハンドル位置一覧

ハンドルの高さは体格に大きく影響します。

以下は、身長ごとの推奨バランスです👇

身長 ハンドル高さの目安 ポジションの特徴
150〜160cm サドルより+2〜3cm 背筋が伸び、視界が広く安定感抜群。
160〜170cm サドルと同じ高さ 標準ポジションで肩や腕に負担が少ない。
170〜180cm サドルより−2〜3cm スポーティな前傾でペダル効率UP。
180cm以上 サドルより−3〜5cm 風抵抗を抑えた走行重視ポジション。

この範囲で設定すれば、通勤・街乗りどちらも快適。

もし迷った場合は「サドルとハンドルの高さを水平にする」のが最もバランスが良いとされています。

ブリヂストン公式 通勤E-BIKE特集 でも「姿勢の快適性=走行距離の疲労度に直結」と紹介されています。

 

 

乗車姿勢別(通勤・長距離)での理想設定

ハンドル高さの最適位置は、使い方によっても変わります。

🏙 通勤・街乗り中心の方

→ ハンドルをやや高めに設定。視界が広がり、リラックス姿勢で走れる。

🚴‍♀️ 長距離・坂道が多い方

→ ハンドルを低めに設定。前傾姿勢が深くなり、風の抵抗が減少。

🌧 雨天・夜間の安全重視派

→ ハンドルを高めにして前方確認をしやすく。特に視界確保に有効です。

つまり、TB1eのハンドル高さは「疲れにくさ」と「走りの効率」のバランス調整と考えるのがベストです。

 

 

サドルとハンドルのバランスを取るコツ

ハンドル調整時は、サドルとの高さ関係も意識することが重要です。

理想の姿勢とは、次の3条件を満たしている状態👇

  1. 背筋が自然に伸び、肩が上がっていない

  2. 腕が伸びきらず、肘が軽く曲がっている

  3. サドルとハンドルがほぼ水平(もしくは+2cm程度高め)

サドルを上げすぎると手首に荷重が集中し、

逆にハンドルを上げすぎると脚の力が伝わりにくくなります。

正しい姿勢づくりはブリヂストン公式:自転車の乗車ポジションガイドにも詳しく掲載されています。

 

 

調整しても足りない場合のパーツ交換方法

スペーサーだけでは理想の高さにならない場合は、**アップステム(角度可変タイプ)**への交換が有効です。

アップステムは角度を+30〜40°まで上げられるモデルも多く、

標準ステムより約3〜4cmハンドルを高くできます。

これにより、背筋が伸び、長時間の通勤や買い物でも疲れにくくなります。

例:Kalloy UNOシリーズの可変角ステムは、サイクルベースあさひやAmazonで入手可能。

トルクレンチ使用時の推奨値は5〜6N・m。

 

 

アップステムやスペーサーで高さを出す裏技

TB1eのデザインを損なわずに高さを上げたい場合、スペーサー追加+可変ステム併用が最適です。

  • スペーサー:5mm単位で細かく調整可能。

  • 可変角ステム:角度を変えるだけで即ポジション変更。

これらを組み合わせることで、見た目を変えずに自然に快適性をアップできます。

一般社団法人 自転車協会(BAAマーク公式)

では「ステム・ハンドルの角度変更は安全規格に準じて行うこと」と明記。

 

 

逆にハンドルを低くしたい場合の方法

「もう少し前傾姿勢を強くしてスピードを出したい」という人は、

スペーサーを1枚抜いて上に移すだけで簡単に対応できます。

ただし、長距離では腕や首に疲労が出やすくなるため、

初めは5mm単位で徐々に調整するのがおすすめです。

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高さを変えることで疲れにくくなる理由

ハンドル位置を見直すと、体全体のバランスが変わります。

  • 姿勢が起きることで呼吸が深くなり酸素供給が増える

  • 肩・手首の圧迫が減って、手のしびれ防止になる

  • 骨盤の角度が立ち、腰への負担が軽減

実際にポジション調整を行ったライダーの多くが、

「5mm上げただけで肩の疲れが減った」と実感しています。

公益財団法人 日本自転車普及協会(BAJ) の姿勢研究でも、

「ハンドル位置が高いほど背筋が伸び、疲労が分散する」との実験結果が報告されています。

 

 

【まとめ】TB1eのハンドル高さで乗り心地は大きく変わる

【まとめ】TB1eのハンドル高さで乗り心地は大きく変わる

TB1eのハンドル高さは、わずか1〜2cmの変化でも走行感が劇的に変わります。

上げればリラックス重視、下げればスピード重視。

自分の体格や用途に合わせて、安全に調整することが大切です。

特に初めて調整する場合は、少しずつ高さを変えて試走し、

「腕の張りがない」「視界が自然」と感じる位置を探すのがベストです。

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